
救命現場のメンタルケア
バイスタンダーサポート

日本では
心臓が原因で突然心停止となる人は
1年間で、約9.1万人
1日 約200人
7分に1人
心臓突然死で亡くなっています
【ちなみに、阪神大震災 死者数6,434人。東日本大震災 死者数(関連死も含めて) 2万2,215人(日本AED財団より)】
あなたの近くでも、起こりうるかもしれない。
もし、そんな場面に遭遇したら…
あなた はどう行動すると思いますか?
声をかける?手当てする?怖くて何もできない?
実はあなたも
「バイスタンダー」かもしれない
「バイスタンダー」という言葉をご存知でしょうか?
倒れた人に遭遇するなど、救命現場に遭遇した人のことをそう呼びます。
街中で偶然…といったことだけでなく、災害現場や、職場や家庭で親しい人が倒れたケースも耳にすることはよくありますよね。
バイスタンダーには、手当の有無に関わらず、非日常のストレスがかかります。
バイスタンダーの約半数が、現場に遭遇したあとに心的ストレスを感じています。

ですがバイスタンダーという言葉すら認知度が低く、そのメンタルケアまでは、公的機関でサポートすることができていないのが現状です。
勇気を出して手当した人も、何もできずに立ちすくんでしまった人も、
自分の心を、まずは大切にしてほしい。
そして、思い悩むあなたを1人ぼっちにさせたくない。
バイスタンダーのこころを話せるサポート窓口
そんな想いから生まれたのが
あなたが救命現場に遭遇して感じた
「怖かった」「ビックリした」「あの手当でよかったのかな」「何もできなかった」「何だかモヤモヤしている」
そんな気持ちをちょっと吐き出してみませんか?


Bystender support
お話を伺うのは、バイスタンダー経験者やバイスタンダー経験もある専門のカウンセラー。
サポート窓口では、手当の有無や成果をジャッジしません。あなたの気持ちに共感し、寄り添います。
オンラインで、全国どこからでもお申し込み可能です。

オンラインのバイスタンダーサポート窓口
【ちょこっとトーク】
全国どこからでも対応可能
(60分無料)
・ちょっと吐き出したい方のための、お話しできる場です
・あなたに起きたことや、感じたこと、気持ちを聞かせてください
・うまく話せなくても、まとまってなくても大丈夫です
・バイスタンダー経験者の話が聞けます
・バイスタンダー経験者のカウンセラーと話しができます
申込み方法
オンラインでの通信環境が必要です。
事前にPCやスマートフォンにてZoomアプリを使用します。下記でダウンロードお願い致します。



お申し込みフォームよりメールをお送りいただき面談日程を決定後、Zoomへのリンク付きメールを送信いたします。面談時間前にクリック(タップ)し、ご準備ください。
オンライン面談(60分無料です)
面談後、ご協力いただきたいアンケートをお送りしますので、記入後返送ください。
Voice
利用者の声
Rさん (一部抜粋)
今回、私はバイスタンダーになった経験から1週間程のまだ気持ちの整理が出来ていない状態でこのサービスを利用させて頂きました。 カウンセリングも、とても丁寧でしっかりと話を聞いて頂けました。
同僚や、友人、家族に話して励ましの言葉を貰うよりも、バイスタンダーの経験のある方に共感頂く事がとても自分の心には暖かくて、救われました。
辛くてしんどいなとおもったその時縋る思いで探し出したバイスタンダーサポートのページからにすぐにメールが返ってきた時はとてもホッとしたのを覚えています。
今回のような気持ちを長い事ずっと心にしまわれている方も多いと思います。
そういった方のやっとの思いで伸ばした手を優しくを取ってくれる、このようなサービスを作って頂いて本当にありがとうございました。
Sさん (一部抜粋)
お話をさせていただいて、自分だけじゃなかったことがたくさん見つかり、理解していただけて嬉しかったです。
気持ちが楽になりました。
医療従事者の方でも、外での傷病者対応はストレスになると聞いて安心しました。
そう思ったら、私はよくやっているかもしれません。
まだ自分のケアで精一杯ですが、私の経験を通してスタッフが傷を負わないよう、今後、会社に働きかけていきたいと思います。
Tさん
自分はひとりではない。 よく聞く簡単な言葉ですが、その言葉の暖かさに救われました。
今、このサイトに出会うことができて、様々な情報に触れることができて、とても安心する事ができました。
今後、もし、命の現場に向かい合う時が来ても、ぶれない私が、そこにいると思います。 ありがとうございました。

Story
なぜ窓口を作ったの?
「勇気を出して手当したけど…あれでよかったの?
救命現場に遭遇したあなたのこころを1人ぼっちにさせたくない」
代表 すがわらえみのストーリー
私は18歳のとき、救命講習を受講した帰り道で、初めて救命現場に遭遇しました。
私も、倒れた男性に胸骨圧迫した帰り道、震える手を必死に抑えながら、1人で帰ったあと「あれでよかったのか」「もっとできたのでは?」という気持ちになった1人です。
そして、何もできず立ちすくんでしまった人も同様の気持ちを抱えているのではと思います。
救命現場に遭遇した後の不安な気持ちをサポートしてくれる体制は、整っていないのが現状です。
私は、カウンセラーとしても、救命現場に遭遇したあと、モヤモヤした気持ちでいる方のご相談をお伺いしてきました。
この窓口で、不安やモヤモヤした気持ちを全て解決できるわけではないかもしれません。
それでも、今、あなたがバイスタンダー経験から抱えている気持ちをお話してもらい、少しでも気持ちが楽になったら…そんな想いで作りました。

代表 すがわらえみ
18歳で赤十字救急法救急員 養成講座を受講。その帰り道に、初めて救命現場に遭遇。胸骨圧迫(心臓マッサージ)などの手当を実施するが、助からなかった経験を持つ。
その後、約15年間で10回以上、医療従事者でない「一般市民のバイスタンダー」として救命現場に居合わせた際には、応急手当を実施。
2019年の団体立ち上げをきっかけに応急手当普及員、防災士の資格を取得。同じようなバイスタンダーの精神的サポートをするため、上級心理カウンセラー資格を取得。
現在、企業や店舗、大阪府内の公立小学校などで救命教育の外部講師を務める
Message
応援メッセージ
「救えるいのちは救いたい」その想いと共にASUKAモデルの普及のため全国で講演を行っています。ASUKAモデルの普及活動を続ける中、緊急な場面に遭遇した人たちの多くの声を直接聴くことで、バイスタンダーサポートの必要性を強く感じるようになりました。
人が倒れた時、救命の行動は、すぐにやる・だれもがやる・みんなでやることが大切だと思います。そのためにも、バイスタンダーサポートの窓口の設置と周知が重要と考えています。
心も身体も、みんなを守れる学校・社会につながるように、「バイスタンダーサポート」を明日香と一緒に全力で応援していきたいです。
ASUKAモデル関係遺族
NPO法人つなぐいのちの輪
バイタルネットジャパンさいたまPUSH顧問
桐田 寿子

突然の心停止は、いつでも・どこでも・誰にでも起き、その時近くにいた方“バイスタンダー”へ、命を救うためのバトンが否応なく差し出されます。
勇気をもってそのバトンを受け取った方、色々な事情があって受け取れなかった方。
どちらであっても、心へ強いストレスがかかる場合があります。
“助けようとしたけれど残念な結果だった”
“動き出せなかったことが悔しいし悲しい”
“頑張ったけれど少し失敗があったかもしれない”
話しにくい不安や後悔は、誰かに受け入れてもらうことで癒されます。
心肺蘇生やAEDの普及に関わる一員として、この取り組みを心から応援しています。
公益財団法人日本AED財団減らせ突然死実行委員
京都大学大学院医学研究科特定講師
島本 大也
他者の人生を救ったはずなのに、救った側の人生が壊れてしまうことがある。
人を救うことが日常の職業人にはあたりまえの状況も、一般市民にとっては強いストレスを受ける異常な空間。
しかしバイスタンダーの恐怖や不安、苦痛のケアは、我が国では長らく目を向けられていない分野でした。
このバイスタンダーサポートで、救った側も救われる社会がつくられることを期待しています。
ブレイブハートNAGOYA 進藤 直樹

このたびは、バイスタンダーサポート事業の発足、誠におめでとうございます。
私はこれまで、一般市民に対する心肺蘇生の普及啓発活動に取り組んできましたが、その中でバイスタンダーサポートが確立されていないことは今後の課題に感じていました。
現場に居合わせたバイスタンダーが心肺蘇生を率先して行う事が必要不可欠である以上、メンタルサポートは充実化させていくべきだと考えています。
そのうえで、貴会が取り組みを開始した「バイスタンダーサポート」を全力で応援します。
日本応急手当普及員協議会代表理事
芹澤 零音

救命処置に参加していただくことは素晴らしく、誇らしいことです。その尊い行為に参加していただいた人が心的ストレスに晒され、悩むことをできるだけ減らしたいと考えています。
このサイトではバイスタンダーとなった皆さまの支えとなってくれます。ひとりで悩まず、ぜひこのサイトを使ってみてください。
あなたは1人ではありません。たくさんの仲間がいます。
NPO法人ちば救命・AED普及研究会理事長
千葉市立海浜病院救急科
本間 洋輔

Bystender support
お話を伺うのは、バイスタンダー経験者やバイスタンダー経験もある専門のカウンセラー。
サポート窓口では、手当の有無や成果をジャッジしません。あなたの気持ちに共感し、寄り添います。
オンラインで、全国どこからでもお申し込み可能です。

オンラインのバイスタンダーサポート窓口
【ちょこっとトーク】
全国どこからでも対応可能
(60分無料)
・ちょっと吐き出したい方のための、お話しできる場です
・あなたに起きたことや、感じたこと、気持ちを聞かせてください
・うまく話せなくても、まとまってなくても大丈夫です
・バイスタンダー経験者の話が聞けます
・バイスタンダー経験者のカウンセラーと話しができます
申込み方法
オンラインでの通信環境が必要です。
事前にPCやスマートフォンにてZoomアプリを使用します。下記でダウンロードお願い致します。



お申し込みフォームよりメールをお送りいただき面談日程を決定後、Zoomへのリンク付きメールを送信いたします。面談時間前にクリック(タップ)し、ご準備ください。
オンライン面談(60分無料です)
面談後、ご協力いただきたいアンケートをお送りしますので、記入後返送ください。
FAQ
よくあるご質問
-
Q.うまく話せないかも…A.うまく話す必要はありません。今の気持ちを聞かせてください。
-
Q.何が不安なのかも分からないんですが、それでも、いいですか?A.大丈夫です。何かお話しすることで気持ちが楽になるかもしれません。
-
Q.利用料はかかりますか?A.60分無料です。(更にお時間が必要な場合は、改めてご予約ください。追加料金はかかりません)
-
Q.どんなカウンセラーさんが話を聞いてくれるんですか?A.メンタル心理カウンセラーなど有資格のカウンセラーが対応いたします。
-
Q.相談した内容は、消防などに、報告されるのですか?A.ご相談内容は、守秘義務が発生しますので、どこかに連絡したり報告することは一切ありませんので、ご安心ください。
Reservation
予約申し込み
※お申し込みの際の注意※
メールフォームにてお問い合わせいただいた方には自動返信メールと、確認したスタッフより折り返しのメールをさせていただいております。

よりメールの返信をさせていただいておりますが、セキュリティ設定や迷惑メール対策等でメールが正しく届かないことがございます。メールの不達につきましては送信元(事務局)に届かない設定となっているため、再度ご連絡を受けない限りお届けできなかったことを知ることができません。
お手数ですが1ヶ月以上経ってもサポートサイトからの返信がない場合は迷惑メールなどに届いていないかご確認をいただき、迷惑メールに届いている場合は上記メールを受信できるように設定から解除、もし くは受信設定をしていただきますようお願いいたします。
※守秘義務を徹底し、ご相談内容は外部に漏らすことはありません
※フォーム内容にいたずら被害などを受けた場合は、即時通報いたします
Utilize bystander support
活用申込み
「バイスタンダーサポートサイトを講習内で紹介したい」「バイスタンダーから心的負担について相談があった際に、窓口として紹介したい」など、バイスタンダーサポートサイトを活用したいという企業や団体さまは下記ボタンよりメールフォームにてお申し込みください
ご活用いただいている企業・団体さま
千葉PUSH/ブレイブハートNAGOYA/日本応急普及員協議会/BLS沖縄/大阪IJ/AEDミュージアム/一般社団法 人Bystander/クレオ大阪中央/大阪市立大池中学校/大阪市立味原小学校/あんしんポケットひらかた/あかり図書室/NPO法人千葉県ACLS協会船橋サイト/大阪信用金庫/佐倉市八街市酒々井町消防組合/NPO法人AED普及協会/一般社団法人日本アスリートライフサポート協会/株式会社ヤガミ/旭化成ゾールメディカル株式会社/セコム株式会社/日本AED財団/AEDコム(株式会社クオリティー)/PUSH project 奈良からさかす

Dear everyone
私たちからのメッセージ
~バイスタンダーサポートの適切な実施について~
近年、バイスタンダー(救命現場に居合わせた人)に関する報道や発信が増加しており、社会的関心が高まっています。
このテーマは、非常にセンシティブであり、バイスタンダーをサポートする意図で実施・発信された内容が、逆に当事者/バイスタンダーへの二次被害を引き起こす可能性も考えられるため、慎重に対応する必要があります。
私たちは、バイスタンダーサポートを効果的に行うために、以下の点に留意しながら、サポートを実施してまいります。
バイスタンダーサポート事務局 一同
【バイスタンダーサポートの実施における留 意点】
① バイスタンダーの立場に寄り添った対応をする。
バイスタンダーの心的負担を軽減するため、サポートの内容が当事者に寄り添ったものであるかを熟考する。特に、SNSなどの公の場でバイスタンダーサポートに関する情報を発信する際は、誤解を生まない表現を心掛ける。
② 二次被害を招く可能性がある言葉や対応は避ける
・悩むこと自体を否定する言葉
例:「そんなことで悩むのは間違い」「不安になるのはメンタルが弱い」 → 悩み自体を否定しない。バイスタンダーの心理的負担を増大させ、悩みを内に抱え続ける可能性があるため。
・真偽を問う言葉
例:「本当にやりましたか?」「普通、そんなことには、ならないと思うけど?」
→ バイスタンダーの体験を軽視する表現で、不信感を与える可能性があるため。
・現場の状況を事細かに聞き出すこと
例:「できるだけ詳しく教えてください」「よく思い出してみてください」
→ フラッシュバックを引き起こし、辛い思い再体験につながる可能性があるため。
・神聖的な表現に頼る発言
例:「遭遇する運命だったのでは?」「お祓いに行った方がいい」
→ 心的負担の根本的解決にはならず、不適切な解釈を招く可能性があるため。
Vision
私たちの目指す世界
救命現場に遭遇して手当した人、手当できず後悔している人のこころをサポート1人ぼっちにさせない
救命現場に遭遇したすべての方へ
「お疲れさまでした、大変でしたね、頑張りましたね」と伝えられる社会を、ここから実現できたら…
